有言実行! 「とりあえず・一応」は使わない

2011年入社

調達部

わたしの職場について

私が現在配属されている職場は調達部です。主要業務は、原材料のソーシング・プライシング・パーチェシングの3つです。
・ソーシングはサプライヤーの選定や取引条件の設定など、取引前提を決めること。
・プライシングは価格の査定など、モノの価値を見極めること。
・パーチェシングは日々の発注から支払いまでに関する業務。
いずれもQCD [Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)] が重要なポイントです。

わたしの仕事について

使用している原材料はたくさんありますが、私は塩化ビニール樹脂・可塑剤・基布を担当しています。聞き慣れない言葉だと思いますが、塩化ビニール樹脂は石油から合成されるプラスチックのひとつ、可塑剤は塩化ビニール樹脂を柔らかくする油、基布はプラスチックが裂けないように補強する役目のものです。

主原料で購入量が多く、仮に供給問題が発生した場合は生産活動への影響が甚大になります。万が一供給問題が発生した場合、サプライヤーや、社内関係部署と一緒に、お客様にご迷惑をかけないよう最大限の調整を行います。
問題点を洗い出し、潜在的な原因、ムリ・ムダ・ムラが無かったかを検証し、再発防止策を検討します。不測の事態で対策を円滑に進めるために、日頃からサプライヤー、社内関係部署との信頼関係を築くことが大切であり、お約束したことを実行することが良い方法と考えています。

わたしのパワーフレーズ

有言実行! 「とりあえず・一応」は使わない

前述の通り、問題解決や目的達成のためには、現状把握・要因解析・対策立案・実施という手法を取ります。いわゆるQC手法と呼ばれるものです。

各段階でやるべきこと・考えることは多くて複雑であり、目先のことを「とりあえず」やることで仕事をした、という気になってしまうことがあります。「一応やっているけど、これって何のためにやっているのだろう・・・」と分からなくなってしまいます。実際私も、途中で現在地が分からなくなり、無駄な時間を費やしてしまうことが多々有りました。

「とりあえず・一応」という考えは捨て、目的を常に意識したり、漠然としたことに向き合う際は仮説を立てて検証していくなどして、考えずに動き出すことをやめました。もちろん「動く」というのはとても大切なことですが、「動く」に付加価値を持たせないと仕事としては成立しません。
「動く」目的を意識し、目的の達成率向上を目指すようにしています。

就活生へ向けてメッセージ

仕事では人数・時間など、リソーセス(原資)が限られた中で成果を出す必要があります。「とりあえず・一応」が常態化・習慣化してしまうと仕事の目的を見失い、手段である作業に没頭し、何かをやった気になってしまいます。
発言した目標を達成するため(有言実行するため)、この言葉を使わないことを意識し、確実に結果をだすことを心がけています。

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