わたしの職場について
私は工場内の技術スタッフが所属する技術員室(品質グループ)で勤務をしています。お客様の要望に応えたり、工場における製品の品質や生産効率の維持・向上を行っています。また、試作品の生産管理や品質目線で評価をすることで量産として立ち上がる前段階で不具合の有無や設計・生産性の確認もしています。お客様へ製品をお届けした後に不具合が発生した場合は、被害を最小限に抑えるためすぐにお客様の元へ確認・選別をしに行きます。その後、原因追及を行い再発防止のために製造の方とともに対策をとったりマニュアルを作成・改訂します。
他部署に比べて製造現場に一番近いことも特徴で、すぐに見に行くことができるため、製品知識だけでなく、機械の構造や生産の仕組みも知ることができます。
わたしの仕事について
私は材料や生産効率化に向けた改善と製品の立ち上げ前試作評価と立ち上げ後のお客様フォローをしています。利益を上げるためにいかに材料を無駄にしないか生産方法を見直したり、外部から購入しているものを内製化できないかトライしたりと社内改善しています。もちろん製品としての性能が劣ってしまってはいけないので、他部署やお客様と連携して評価をして進めていきます。
量産品の試作評価では他部署と設計や生産性について協議したり、製品の取り扱いについてお客様と協議します。そして量産として立ち上がった後のお客様要望・不具合対応をしています。
わたしのパワーフレーズ
いいモノだけをお客様にお届けする
立ち上げ前からお客様から厳しい要望があり、要望実現は難しいと感じていた製品がありました。ただ、いいモノを届けたいという思いから何とかその要望にお応えすることができないかと何度も試作して提案をしました。しかしWEBでのお客様との打ち合わせではうまく話がつきませんでした。そこで実際にお客様のもとへ赴いて協議させていただいた結果、何とか提案を受けてくださることとなりました。
また、立ち上げ前から不具合防止策を毎月実施し、お客様とミーティングを行い意見交換する事で立ち上がった後も不具合発生をゼロに抑えられ、”いいモノだけをお客様にお届けする”ことが出来ています。
ミーティングの際にお客様からとても品質が良く助かっている」とお言葉を戴いた際は自分がやってきたことが報われたなと感じました。
就活生へ向けてメッセージ
どんなものでも使用する・購入する側からすると安心で安全ないいモノだけが欲しいはずです。その想いに応えるためにも、日々の生産の観察における品質や生産の維持・向上、試作段階からの評価等隈なく行い”いいモノだけお客様にお届けしたい”です